①からの続きです。


講義の合い間合い間に
実際に体を使ったレッスンが入り、
コミュニケーションの基本になっているという
「相手に息を届ける練習」をしました。


徳子さんのする通りに

短い息
すぐそこまで届く息
会場全体に渡らせる息

を吐き分け、
そこにいろいろな気持ちを乗せて
声に出してみたら、
同じ息でも
相手までの距離によって
吐き方がまったく違うし、
自分の息にどんな気持ちを乗せるかで
ぜんぜん違うものになる!

ということが体でわかりました。



同じ「こんにちは」でも

「今日は会えてうれしい」

という思いを乗せるのと、

「あー、早く家に帰りたいよ」

という思いを乗せるのとでは、
相手に届くエネルギーが
180度違うものになるのですね。


近所の人に儀礼的に

「おはようございます」

と言っても相手に届かなかったりするのは、
本当に相手に届けたいと思って
言ってなかったからなんだな~。


「会話は息に言葉を乗せて届けること。
そして『息』という字は『自らの心』のことなんです」

と教わって、すごく納得がいきました。








このほかにも、
体全体を使った息の出し方、
はっきり話すための口の開き方、
話すときのイメージの仕方など、
すぐに役立つことをたくさん教わりました。


レッスンを受ける前に私が気にしていた

「うまく話せないのでは」

「緊張してしまうのでは」

「泣いてしまうんじゃないか」

などの心配は、ホントにどうでもいいことだった・・・。


何のことはない、
自分がどう見えるか?
ってことばかりに気を取られていたんですね。


あほかっ!(笑)



横浜の講演会では、

「弱いままで生きていくということ」

というテーマで話します。


震災のときに私が
どんなに情けなくて、
どんなにヘタレていたかを
暴露するような話になると思います(笑)。


でも私たちはみんな
弱さと強さを同時に抱えて生きている存在。


矛盾のかたまりだけれどもそれでいいし、
人間は
そうとしかありようがないのではないか
と思うのです。


強くなろうとがんばらなくてもいい、
弱さもいっぱい抱えたまま生きていこうよ
ってことが伝えられたらいいなと思っています。



本番まであと少し。


原稿を書き直して、練習に励みます!!










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